セルフケアと歯科医院で歯を白くする方法

最終更新日 2か月 by 2demay

色素の濃い食べ物や飲み物を日常的に口にしていると、歯には着色汚れや歯垢が付きやすくなります。

また、年齢とともにエナメル質が薄くなるので、象牙質の黄ばみが目立つようになります。

このような歯の変色を改善するには、歯を白くすることができるホワイトニングが有効です。

ホワイトニングの方法には、セルフケアと歯科医院などで治療する方法があります。

セルフケアでは、美白成分が配合された歯磨き剤を使用して歯を白くする方法が人気です。

セルフケアで使用する歯磨き剤の多くには、研磨剤が含まれているため、強くブラッシングしないように注意する必要があります。

できるだけ歯を傷つけないためには、研磨剤が使われているものよりも、着色汚れを浮かせて落とすような成分が配合されたものを使うと良いでしょう。

中でも、ポリリン酸ナトリウムは、着色汚れを取り除くだけではなく、歯をコーティングすることで、汚れが付着するのを防ぎ、歯質を強くするので注目されている成分です。

市販の歯磨き剤は、歯に付着した汚れを除去することができるので、使用すると歯の色が明るくなります。

ですが、漂白成分は含まれていないため、元の歯の色よりも白くすることはできません。

このため、もともとの歯の色よりも白くさせたい場合は、漂白成分を含むホワイトニング剤を個人輸入するか、歯科医院で治療を受ける必要があります。

歯科医院では、過酸化成分を用いて歯を白くする治療を行います。

過酸化成分は酸素と反応することで、歯に付着した色素を分解し、無色透明にします。

エナメル質だけではなく、象牙質も白くするので、高いホワイトニング効果を得ることができます。

ホームホワイトニングは、歯科で作成したマウスピースと薬剤を使って自宅で行います。

マウスピースに薬剤を塗って数時間装着することを毎日続けて行います。

数週間くらい経つと、効果を実感することができます。

効果を実感するまでに時間がかかりますが、通院回数が少なくて済むので、忙しい人に適しています。

オフィスホワイトニングでは、薬剤を歯の表面に塗り、レーザーなどを当てて治療します。

ホームホワイトニングで使う薬剤よりも高い濃度で使用するため、痛みやしみるなどの症状を訴える人も少なくありません。

ですが、ホワイトニング効果は高く、短期間で歯を白くすることができます。

ホームホワイトニングもオフィスホワイトニングも半年から1年くらいで効果はなくなりますが、治療後にセルフケアをしっかり行うことで効果をより長く持続させることができます。